GX-70HDにオーテクのインシュレーター「AT-6099」を使用してみた
以前購入したオーディオテクニカのハイブリッドインシュレーター「AT-6099」を、現在 PC に使用しているアクティブスピーカー GX-70HD に使用してみた。
AT-6099 は 6 個 1 セットのため、使い方としてはスピーカー片方に 3 つずつ、つまり 3 点支持となるため、その設置方法には以下の 2 通りが考えられる。
音の拡張性か定位感、どちらを優先するかで設置方法が決まる(※効果の程は保証せず)
スピーカーにインシュレーターを設置する際、トールボーイなどよほど大型のスピーカー以外は基本的に 3 点支持での運用となるのがオーディオ界の常識らしい。
もはやこの時点で既に初耳だが、しかも 3 点支持の場合、インシュレーターの設置方法で音の性質までもが変わるらしい。マジかよ……
インシュレーター 3 点支持の場合、考えられる設置方法はふたつ。まずひとつは、前方への音の広がりが強化するとされる前2つ、後ろ1つの設置か、
もうひとつは、音の定位感とシャープさを強化するとされる前1つ、後ろ2つの設置。
インシュレーターの基本がこのいずれかの 3 点支持となる理由は、4 点以上の支持だと上手く重心バランスが取れないから。
これ自体は三脚がそうであるように、物理的にも納得できる合理的な説明だが、前 2 つで音の広がり、前 1 つで定位感とか もう意味分からん。
耳が慣れてくるとこれらの違いが明確に分かるようになるとのことだが、それっていわゆる洗脳やプラシーボ的なアレじゃないですかね……
貼付済みのコルクシートの除去と、インシュレーター効果の真偽
どちらの設置にするにせよ、まずはインシュレーターの設置のための前準備をするために、スピーカー購入時に付属していた簡易インシュレーター代わりのコルクシートを剥がすことに。
簡易コルクシートはシールでしっかりとスピーカー底面に貼り付けてしまっているため、手では簡単に取れない。よってまずはカッターナイフで少しずつ剥がしていくことに。こんなことなら貼り付けなきゃよかった……
四隅に貼り付けていたシートをそれぞれ剥がしていくものの、カッターナイフだけでは綺麗に取るのには限界が。そこで用意するのが消しゴム。できれば「まとまるくん」みたいな、消しカスをまとめるタイプのプラスチック消しゴムがいいかと。
まずはカッターナイフで出来る限りコルクシートを削り落とし、その後残ったシール跡をゴシゴシと根気よくこすっていくと……
この通りほぼ綺麗に落とすことができる。こすり始めは消しカスがどんどんシール跡にこびり付いていくが、それでもどんどんこすっていけば次第にシール跡が剥がれ落ちるので、最後は手で消しカスを落としてやれば OK。
ちなみにこの方法、中古本などを購入した時にカバーに付いたレシート跡などを剥がす時にも非常に有効なのでお試しあれ。
これでスピーカー底面の掃除が終わったので、後はインシュレーターを設置するのみ。前方を 1 つにするか 2 つにするかは設置スペースや好みの問題が大きいと思うので、まずは前 2 つから試してみて、しばらく使用してから前 1 つの設置も試してみようかと。
どちらの設置方法にせよ、果たして本当に聞いて分かるぐらいに音質に変化が現れるのか……改善されなくてもいいので、せめて悪化だけはしてくれませんように(笑)。
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