It's my pc life…

ふと気がつけばいつの間にやら PC と出会い20年超の、初級者以上中級者未満の徒然 PC 生活記録

PCスピーカー GX-70HD のスピーカーケーブルを交換してみた

2011年8月24日 2019年1月3日

 その効果に色々思うところはあったものの、結局購入に踏み切った新しいスピーカーケーブル「モンスターケーブル NMC」。用途はもちろんPCスピーカーの GX-70HD 用。実はこの手の切り売りスピーカーケーブルを購入・使用するのは初めて。

 購入はヨドバシ梅田にて、840 円/mを 2m 分で合計 1,680 円。実際にはポイントで購入したため、実質的には無料だったが。

 購入したのはあくまでも PC スピーカーの配置換えに伴うスピーカーケーブルの長さ不足解消であって、決して音質改善とかが目的ではない……が、せっかく購入するんだから、まぁそこそこ良いケーブル買ってもまぁ別にいいよね、と(笑)

 あくまでも長さのためだから、別に音質が改善されなくても精神的ダメージ少ないし。

 一応候補はメートル当たり 500 円から高くても 1,000 円までの範囲で、カナレやベルデン、オルトファンなどの同価格帯ケーブルも比較した。しかし最終的に、

  • 840 円/mという、安くはないけど高くもないお手頃価格
  • 同価格帯の中では太めの芯径 φ3.0mm
  • オンキヨーのスピーカーだから、やはりオンキヨー販売のケーブルで……

 などから、シールド保護採用かつアウトレットにて 2.2m 分が 2m 価格で販売されていたオルトファンのケーブルや、モンスターケーブルシリーズで NMC の下位の XP や XPHP なども考えたが、最終的には GX-70HD のスピーカーターミナルにギリギリ入る太さのケーブルであった NMC を選ぶことに。

 一応導線が太い方が音質的には細いものよりも良いという話を聞いてたし……ホントかどうかは知らないけど。ただ導線の太さの話がどうであれ、このクラスのスピーカーケーブルを GX-70HD レベルの PC スピーカーに使用するのは 明らかにオーバースペック なのは明白。

 まぁ分かっててやるんだからいいけど(笑)

まずはケーブル先端部の加工から

 切り売りケーブルはそのままでは使用できないため、まずは先端部の加工から……ということで、取りあえずケーブルを先端からふたつに切り離す。

 カッターなどで切れ目を入れるだけで、簡単に切り離せる。導線をふたつに分けたら、次は先端部の皮膜を切り取る。

 皮膜はカッターなどで周囲を少しずつ切り込んで取り外す。ある程度まで切れば後は引っ張るだけで取れるので、中の導線に刃が届くまで深く切らないように。
 ちなみに切り離す皮膜(露出させる導線)の長さは、GX-70HD のようなバネ式のスピーカーターミナルの場合、大体 1 ~ 2cm 程度で十分。上の画像だと 3 ~ 4cm あるので、後で少し切断して長さを調節してある。

 導線が長すぎるとスピーカーターミナルに収まりきらずはみ出すので、見た目も悪くなる上空気に触れている部分の劣化も早くなり、そうなると音質的にも気になるので……

 GX-70HD に付属していた一般的な安価なスピーカーケーブルとの比較。太さが 3 倍以上は違う。いくらケーブルによる音質の変化が微々たるものとは言え、ここまでレベルが違えばさすがに少しは分かるぐらいに変化するだろ(笑)

 お次は極性&方向について。どうやらスピーカーケーブルによっては極性やら信号が流れやすい方向などがある……という情報をe-ONKYOのブログにて確認。

 モンスターケーブルの場合、印字されている「MONSTER CABLE」という文字が入っている方をプラス、入っていない方をマイナスとして、「M」をアンプ側、「E」をスピーカー側に接続するのがモンスターケーブル社が推奨する接続方法だとか。
 ケーブルのプラマイについてはあくまでも左右のスピーカー接続の際にプラマイの極性が逆(アンプ側がプラスなのにスピーカー側がマイナス)にならないようにするための目印的な意味合いだけらしいですが、信号の方向というのは割と重要らしいので、それに倣って接続してみることに。

ケーブルをスピーカーに取り付ける

 GX-70HD はアンプを必要としないアクティブスピーカーなので、「M」側をアンプ内蔵側スピーカーに、

「E」側を逆側へと接続します。

 ちなみに芯径 φ3.0mm は GX-70HD のスピーカーターミナルにギリギリ接続可能な太さと購入前にある程度確認しつつも、やはり実際にそのままねじ込むのは若干キツめ。
 この問題は導線内に通っている白い芯線を切断して改めて導線をねじ込んでいき、導線を通常よりも芯線分だけ細くすることで解決できた。

 これも e-ONKYO のブログで紹介されている方法で、この白い芯線は「マグネティックフラックスチューブ」という名称とのこと。
 これは切断しても音質に影響なく、また GX-70HD のようなバネ式ターミナルの場合は導線が潰れやすくなることで設置面積が広まり、音質向上も期待できるとか。

 最後に極性の間違いはないかなどを確認すれば、スピーカーケーブルの交換は完了。さて、実際に曲を鳴らして果たして変化があったかどうかを確認してみると……

 うん、分からん(笑)

 いくらなんでもあんなに細く貧弱な付属スピーカーケーブルと交換したんだから、多少の変化はあった……はず。少なくとも芯線 φ3.0mm、メートル単価 840 円分ぐらいの変化は。

 きっと……多分(笑)

 まあいくらそれなりに高価で良いケーブルとは言っても、スピーカー自体の性能もあるし、さすがに ASIO4ALL 導入の時ほどの明確な変化は期待してなかったけど。
 でも取りあえずは基本にして最大の目的である「ケーブルの長さ不足」は解消できたわけなので、特に文句はないけどね。

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