It's my pc life…

ふと気がつけばいつの間にやら PC と出会い20年超の、初級者以上中級者未満の徒然 PC 生活記録

ある日のある朝、ルーターが突然死。原因は……

2014年3月8日 2019年1月2日

 3 月 6 日木曜、ルーターが何の予兆もなくご臨終していた。早朝の日課のため PC を起動させてもネットに繋がらず、その日の朝方は eo 光メンテナンスの情報が入っていたため、メンテが遅れているのかと思いやむを得ずそのまま出社。
 だが会社で eo 光のメンテ情報を見ても特に遅延の情報はなく、帰宅後もう一度ネット接続を試してみても朝同様に反応はないまま。もしやと思いふとルーターを見てみると……

 ルーターが死んでた。

 ちなみに使用していたのは NEC アクセステクニカの Aterm WR8700N。

 本来点灯しているべきランプが全く点灯しておらず、ただ電源ランプのみが点いているのみ。再起動を試してみても全く症状は改善されず。
 ただ現状だと、果たして本当にルーターの故障なのか、それとも万が一の可能性として光回線終端装置の方の異常の可能性もあるため、取りあえず面倒ではあるが問題の切り分け作業をすることに。

問題箇所の究明のための切り分け作業開始、そして即座に原因発覚

 まず最初にネット回線をルーターを介さず、直接終端装置からPCに接続してみた。結果、何の問題の無くネットに接続。

 一瞬で原因判明。間違いなくルーターの突然死が原因。

 出社目に気付けていれば帰宅時に新ルーターを購入することもできたが、やむを得ないのでその日は PC と直繋ぎでネット接続し、翌日新ルーターを購入してセッティングすることに。
 しかし PC と直繋ぎのダイヤルアップ接続って、一体何年ぶりだろうか……大学生の頃ノート PC でネットしていた時以来のような気がする(笑)

 翌日の帰り、取り急ぎ購入したのは故障したルーターと同じく NEC アクセステクニカの最新ルーターの中でもフラッグシップに当たる「Aterm WG1800HP」。
 最新無線規格 IEEE802.11ac 対応のギガスピード WiFi 対応が売りだが、11ac 対応機器持ってないのでそこには特に惹かれず、単に「安定の NEC 製ルーターの中でも良さそうなの」という基準で選択。

 そんな適当なチョイスの割には、さすがは安定と性能に定評のある NEC 製ルーターの中でもフラッグシップ機なだけはあり、その機能やスタイリッシュな外観には非常に満足。
 設定も NEC 製ルーターお馴染みのクイック設定 Web からこれまでとほぼ同様の手順で可能だったので、説明書無しで全設定をあっさり完了できたのも良かった。

今回のルーター突然死について考えてみた

 今回のルーター突然死について少し考察したので触れておく。

 どうやら前ルーター「Aterm WR8700N」(というよりの NEC 製ルーターの多く)は、ネットで調べてみると割と 3 ~ 4 年程度で「電源ランプのみ点灯で他一切の反応無し」という、今回の一件同様の最期を遂げるという症状がよく見られたらしい。
 これだけ書くとかつての悪名高かったソ○ータイマーのような悪質な印象があるが、ルーターが基本 24 時間フル稼働が前提の機器ということを考えれば、この 3 ~ 4 年は順当な寿命であるとも言える。

 だが今回の件で少し気になるのは、故障したのが偶然にも「eo 光のメンテナンス」の直後であったということ。

 というのも実はこの WR8700N、eo 光メンテの終了後はいちいち再起動しないとうまくネット接続できなかったため、メンテ後はわざわざ電源を一度 OFF にして再起動を手動でかけていた。
 一体どのような影響で再起動が必要となっていたのかは分からないが、とにかく eo 光のメンテナンスは何らかの形で若干ながらルーターにも影響を与えていた可能性は否めない。

 つまり今回の故障は、果たしてルーターの「寿命」だけが原因だったのか……という疑念が、わずかながらつきまとっていたりする。
 もっとも原因が何であってもルーターが壊れた以上今回のように買い換えるしか手段はないわけだが、今回の件では少しばかり厄介な被害を受けていたりするため、できれば今後の対策を立てておきたいわけで……

 実は今回被った最大の被害は「ネットに繋がらない」ではなく、「スカパーの予約録画が全滅していた」ということ。

 現在のスカパー!(我が家の場合は HD 対応のスカパー!プレミアム)は、レコーダーと基本 LAN 接続で録画するようになっている。
 よってチューナーとレコーダーを直繋ぎしている分にはルーター故障の影響はないのだが、実はチューナーとレコーダーを直繋ぎしていると、ネット接続で取得する情報が取得できないという弊害がある。
 そのためチューナーとレコーダーはスイッチングハブを介して接続しているのだが、ハブを介するということは当然ルーターの故障によりその接続が遮断されるわけで……

 唯一の救いは、木曜日は一週間の内で最も録画数が少ない日だったということだが、同様の被害の再来を防ぐためにも、もう少し家庭内ネットワーク環境も見直してみたいと思った今回の突発事故。
 これからはある程度定期的にルーターを買い換えた方が結果的には負担が減るんだろうか…… 3 年周期なら性能も飛躍的に向上しているだろうし、それもアリかもしれない。

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