巷で話題の PS4 メッセージバグ問題に対処してみた
最近巷を騒がしている、PlayStation 4 のメッセージバグ問題。これは特定の文字列を含むメッセージを受け取ってしまうと、PS4 がシステムダウンを起こした後ひたすら再起動を繰り返すというクラッシュループ状態になってしまうというもの。
一応対処方法は存在しているようだが、その方法は PS4 のファクトリーリセットや、モバイルからメッセージを削除してからの PS4 のセーフモード起動 ⇒ データベース再構築など、非常に手間と時間が掛かるものばかり。しかもファクトリーリセットなぞしようものならこれまでのセーブデータも水の泡という事態に……
被害は海外勢から始まり、既に国内でも若干だが被害が出始めているという話も聞く。私自身は特に洋ゲーには手を付けず、そもそもオンラインプレイも精々モンハンワールドを週一程度なので、被害に遭う可能性は非常に低いと考えているが、万が一にも被害に遭った場合の代償はとんでもないことになるのは間違いない。
……というわけで、そんな面倒な事態になる前に、被害を最小限に留めるべく対処しようかと。
対策方法はプライバシー設定の変更
今回の問題は特定の文字列(具体的には PS4 で認識できない文字)を含むメッセージを受け取った場合に発生する。よって対策方法はそのメッセージを受け取らないようにするだけ。
設定は PS4 本体か、あるいは PC やモバイルで PlayStation Network(PSN)にアクセスしてブラウザ上で行うかの 2 種類あるが、今回は PS4 本体から設定を行ってみた。
メッセージ設定を「許可しない」に変更
まずは PS4 を起動し、「設定」⇒「アカウント管理」を選択。
「プライバシー設定」を選択。
一番下の「個人情報|メッセージ」を選択。
「メッセージ」を選択。現在メッセージ受信設定は「誰でも」となっているが、これが現状一番危険な状態。
この設定を「許可しない」、あるいはフレンド登録している友人がいるなら「フレンドだけ」に変更する。
私は一緒にプレイしてくれる友人皆無なので、迷わず安心度満点の「許可しない」を選択。
ぼっちプレイヤーはこんな時にこそ無駄な安心感を得られるwww
フレンド依頼を「許可しない」に変更
さらに安全を期すため、事態が収まるまで余計なフレンド依頼がないように設定を変更しておく。
「プライバシー設定」から「フレンド|つながり」を選択。
「フレンド依頼」を選択。現在の状態だと無差別にフレンド依頼を受け付けてしまうため、思わぬ所から大打撃を喰らってしまいかねない。THE・疑心暗鬼……
設定を「許可しない」に変更。
これで一応考え得る限りの自衛手段を講じたことに。
ちなみにもしこれらの設定を PC などで PSN から行うならば、PS4 にサインインしているアカウントと同じ ID で PSN にサインインすれば、「アカウント管理」から同様の設定を行うことができる。
万が一メッセージを受信して、PS4 がクラッシュループ状態に陥った場合の対処方法
既にメッセージを受信してしまい PS4 がクラッシュループしてしまっている場合の対処方法だが、調べた限りでは
- PS4 をファクトリーリセットする(工場出荷状態にする)
- モバイルアプリからメッセージを削除し、PS4 をセーフモード起動 ⇒ データベース再構築
の 2 種類があり、「2」番の方法はセーブデータに被害を与えずに対処できるとのことなので、となれば対処方法は実質一択「2」番のみとなる。
方法は、
- モバイルに「PlayStation Messages」をインストールして、被害を受けたアカウントでログイン
- 被害の拡大を防ぐため「ブロックする」を選択して、アカウントをブロックする
- 件のメッセージを選択・長押しして「退出する」を選択
- PS4 をセーフモードで起動する
- 「データベースを再構築」を選択し、データベースの再構築を行う
上記でゲームデータやセーブデータなどを守りつつ、PS4 の復旧が可能となる。
しかし上記の対処方法では モバイルの所有が絶対条件 となるため、フツーの携帯しか持ってない人間には絶対不可能という悲しい方法だったりする……
※ 調べたところ、PC からでもメッセージをブロック可能っぽい。良かった……
※ 2018年10月22日追記:2018年10月17日のアップデートで対処完了を確認
今回の特定の文字列を含むメッセージを受信することで発生する PS4 のクラッシュループ問題は、2018年10月17日に配信されたシステムソフトウェア Ver.6.02 のアップデートで対応されたとのこと。
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