Nexus7(2013)用のケースを米 Amazon より購入
先日購入した Nexus7(2013) 用のケースが本日到着。元々 Nexus7 は外出での使用を想定していたので当然カバーを付けることは当初より予定。
そのため本体購入前より色々と調査していて購入自体は本体よりも早かったのだが、今回は米 Amazon での購入だったので到着までに少し時間が掛かってしまった。
購入したのはネット上でも ASUS 純正ケースよりも多機能かつ高品質と高評価の、「MoKo Google New Nexus7 FHD 2nd Gen Case – Ultra Slim Lightweight Smart-shell Stand Case」。
購入は前述の通り今回は>米 Amazonにて。ただ米国専売というわけではなく、購入自体は日本 Amazon でも可能なのだが、わざわざ米 Amazon を利用した理由はひとえに「価格」。日本 Amazon で購入するより、米 Amazon を経由した方が関税や輸送料を加味しても安価だったのが最大の理由。
とは言っても日本 Amazon がそこまで高値であるわけではなく、手数料分として考えるなら十分妥当かつ ASUS 純正ケースとほぼ同じ金額なので、数百~千円程度の差額に拘るのでないのなら、日本 Amazon で購入した方が手がはかからないと思う。
ただこのケース、米 Amazon での取扱当初の価格は$2.99、つまり約 300 円程度という驚愕の価格だった(現在では約 $10(1,000円) 前後で、日によって変動)。
これを知ってしまうと、いくら現在での価格差は小さいとはいえ、何となく日本 Amazon では購入しにくかっただけだったりする(笑)
MoKo Google New Nexus7 FHD 2nd Gen Case 開封の儀&機能チェック
では以下より開封の儀及び使用レビューなどを。
米国より届いたケース。日本 Amazon よろしくどんな過剰梱包かと思いきや、ただこの黄色い袋に入っていただけ。はるばる約 1 万 km という彼方から海を越えてきたというのに、逆にこれは不安になる……
ちなみに DHL は仕事ではよくお世話になっているが、まさか個人で関わることになろうとは……これまで他のショップで個人輸入した時も DHL は特に関わりなかったので。
中身も非常に簡素。一応極厚の緩衝材で袋内部は包まれていたため、目立った外傷や損傷は無し。この梱包状態を見るに、日本よりも米国の方が省エネ対応進んでいるのではと思ってみたり。
ケース本体はレザー調で安っぽくなく、手触りは良い感じ。ASUS 純正ケース同様風呂蓋式のカバーで、折りたたむことによってスタンド状態にすることが可能。
蓋が勝手に開かないようにホールドするためにマグネットが装着されており、このマグネット部分にメーカーの「MoKo」のロゴ。
知らなかったが、どうやら「MoKo」はレザー製品の筋では有名なメーカーとのことで、旧 Nexus7 のケースにおいても概ね高評価を得ていた模様。
ケース裏側もレザー調仕様。カメラレンズ、各種ボタンに端子、そしてスピーカー部分はサイズピッタリに開放されており、各種機能を妨げない。
カバーを開いた状態。中身はグレー色で Nexus7 本体を傷つけないよう柔らかい素材。四隅及び四辺のフレーム部分は硬質のプラスチック素材で、本体をしっかりとホールドしつつ落下等の衝撃からも多少は保護効果が期待できる構造に。
Nexus7 を装着した状態。四隅に「カチッ」とはまり、滅多なことでは外れない。しかし外し方さえ間違わなければあっさりと取り外し可能なのは造りが良い証拠かと。
風呂蓋カバーを折りたたみ、本体を後方から支えるように設置すればスタンド状態に。カバー開閉時のマグネットがしっかりとスタンド形状で固定してくれるので、簡単には倒れない構造。
スタンド状態で正面から。主に動画視聴時などに便利な状態とのことだったが、そうした用途で使用することはほぼ無い予定なので、他の用途を思いつかないと利用することはなさそうかも……
最終的に MoKo Google New Nexus7 FHD 2nd Gen Case を選んだ理由
Nexus7(2013)用のケースには ASUS 純正品も含めて他にも候補があったが、最終的にこのケースに決定したのは、以下の点で ASUS 純正品及び他のケースよりも優れていると判断したため。
- 同機能の他社ケースと比較して安価(米 Amazon 利用)
- カラーバリエーションが豊富(12 色より選択可能)
- 他社ケースよりも薄手かつ造りが高品質で、軽量(ASUS 純正品はさらに軽量)
- カバーをかけたまま「Qi」に対応(ASUS 純正品も対応)
- マグネットスリープ機能対応(ASUS 純正品は未対応)
- カバーを裏側に折り畳んだ際の、マグネットスリープの誤動作無し
この中でも「Qi 対応」「マグネットスリープ機能」、特に「マグネットスリープの誤動作無し」はこのケース選択の決定打となった。
ワイヤレス充電規格「Qi」への対応は ASUS 純正品並びの他社製品にも数多くあったが、マグネットスリープ機能及びその誤動作報告が無いというのは、調べた限りこの MoKo のカバーぐらいだった。
別段他社ケースも全部が全部誤動作報告があったわけではないし、調べればこのケースと同等以上の性能を有するケースは他にもあるだろうが、この価格帯でこれだけの性能のケースは他に中々見つけられなかった。
ちなみ「マグネットスリープ機能」とは、Nexus7 本体の既定部分にマグネットを近づけると、その磁力に反応して本体がスリープ状態に入るという機能。
この機能に対応しているケース(=カバーにマグネットが内蔵されている)なら、カバーを開閉するだけで Nexus7 が自動的にスリープ状態に入ったり復帰したりしてくれる。
ただこの「磁力に反応」というものが曲者で、何かしら磁力をあるものを近づけるだけで勝手にスリープ状態に入ってしまったりする。
また上記で挙げた「誤作動」の問題にあるように、カバー内蔵のマグネットが強すぎたり、あるいはカバーに磁力防止対策等が講じられてない場合、カバーを本体裏に折り畳んでも裏側から発せられる磁力に反応してスリープしてしまうという、非常に厄介な問題が発生してしまう。
実はこのマグネットスリープ機能はメーカー非公式のいわゆる「隠し機能」のため、たとえこの機能が故障してもメーカー側の対応は一切無く、また Nexus7 本体の設定で OFF にすることも不可能なため、この「誤作動問題」があるケースを利用すると、Nexus7 はずっとスリープ状態のままというろくでもない結果となる。
ここら辺が ASUS 純正ケースがマグネットスリープ機能を搭載していない理由でもあると思う。つまり、マグネットスリープ機能の使用は「自己責任で」ということだ。
正直最初は「電子製品にマグネットは……」とも思っていたが、色々と調べてみると確かにこの機能の故障による不具合も指摘されているが、誤作動問題さえクリアすれば非常に便利な機能ではあるので、今回はこのマグネットスリープ機能を搭載かつ不具合報告がない MoKo のケースを選択した。
ちなみに、マグネットスリープ機能の誤作動が発生していない証拠画像を以下に。
カバーを背面に折り畳んでいても誤作動はなく、Nexus7 は通常稼働状態。
価格の割にケースそのもの自体の品質も非常に高く、マグネットスリープやケース利用状態のままでの「Qi」への対応等、新型 Nexus7 に搭載されているあらゆる機能に対応するこの MoKo のケースは、使用してみると日米問わずネット上で非常に高い評価を得ていることに文句なく納得できた。
ただ対する ASUS 純正ケースは、マグネットスリープ機能にこそ(メーカーが非公式扱いのため)対応していないものの、ケース素材の品質とプレミアムカバーなら 100g を切るその重量は用途によっては非常に有用と思うので、何が良いのかは完全に個々の用途次第かと。
私の用途の場合、この「MoKo Google New Nexus7 FHD 2nd Gen Case」が現状ではベストの選択だったと感じるので、もし「具合の良い Nexus7 用のケースは」と聞かれた場合、このケースを推しておきたい。
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