It's my pc life…

ふと気がつけばいつの間にやら PC と出会い20年超の、初級者以上中級者未満の徒然 PC 生活記録

Thunderbird を起動したら設定が初期化されていた件について

  1. ソフトウェア
  • 【問題】:
    Thunderbird の設定が初期化され、アカウント設定や受信メール内容が消失していた
  • 【原因】:
    CCleaner の不具合による Thunderbird の Profile フォルダ内にある「prefs.js」ファイルの破損
  • 【解決方法】:
    1. prefs.js をバックアップと置き換えて修復する
    2. Profile.ini を修正し、Thunderbird プロファイルマネージャーから普段使いするプロファイルを再指定する
    3. CCleaner の設定を変更する or 問題が解決されるまで使用を控える
  • 【環境】:
    OS : Windows10 Pro 64bit
    Thunderbird Ver.52.8.0

 ある日 Thunderbird を起動したら、アカウント設定、受信メール、アドオンなど、あらゆる設定の何もかもが綺麗さっぱりと消えてしまっていた。
 これまでにも似たようなトラブルに見舞われた経験があり、「また Profile.ini の破損か」……と思い対処するも事態は一向に解決せず、次第に事の重大さに気付いて涙が滲む羽目になってしまった……

原因は prefs.js の破損だが、元凶は CCleaner の不具合にあり

 今回のような Thunderbird の全設定が初期化されてしまう事態の原因を調べていくと、どうやらプロファイルフォルダ内にある「prefs.js」の破損が原因らしい。
 prefs.js はアカウントに関する諸々の情報を管理・保管しているファイルで、これが破損するとアカウントに関する全設定がまとめてダメになる=初期化されるという事態に陥る。

 何とも厄介な prefs.js の破損だが、幸いだったのは prefs.js はこれまでに作成したアカウント設定や受信したメールデータなどの情報管理と保管をしているだけなので、元となるアカウント設定やメールデータそのものが破損あるいは消失したわけではないということ。

 念のためプロファイルフォルダ内を調べてみると、確かに Profile.ini 自体に破損は見られず、メールデータなどもそのままそっくり残っていた。

 では、一体何が原因で、これまでその存在すら知らず触れることもなかった prefs.js が破損してしまったのか。実はこれには心当たりがあり、つい昨日月イチの PC バックアップと、そのための各種データの整理や CCleaner でのシステムクリーン作業を行っていたのだ。

 ……で、調べてみると案の定今回の事態は CCleaner の不具合によって発生した ことが判明。

 ネットで「Thunderbird CCleaner」で検索してみるとでるわでるわ不具合報告……もうこれテロだろ。

 嘆いていても破損した Thunderbird が息を吹き返すことはないので、まずは Thunderbird の修復作業から行っていくことに。

prefs.js の修復はバックアップがあるか否かで難易度が変わる

 アカウント情報を管理・保管している prefs.js は、何らかの理由で破損したり消失した場合、Thunderbird によって再び自動的に作成される。ここら辺は Profile.ini と同様とのこと。そして破損した prefs.js はファイル名を「Invalidprefs.js」に変更されて自動的に待避となる。

 prefs.js に発生した破損がどのようなものかはこの Invalidprefs.js をメモ帳などで開くと分かり、今回の場合は各箇所(日本語で設定していた箇所)の文字化けが prefs.js が読み込めなかった原因となり、破損判定を受けたっぽい。

 この時点で prefs.js の修復について考えられる手段は 3 つ。

  1. バックアップがある場合、prefs.js をバックアップと置き換える
  2. Invalidprefs.js の文字化け箇所を全て修復し、ファイル名を「prefs.js」で上書き保存する
  3. Thunderbird の全アカウントを最初から作り直す

 今回は定期バックアップをしていたのが功を奏し旧 prefs.js が残っていたため、それを破損した現 prefs.js と置き換える ① のバックアップからの修復を実施。かかった時間は約 10 秒と、これが最も簡単な方法。
 この方法は言わずもがな prefs.js のバックアップがあることが大前提 となり、バックアップがない場合はどうしようもない。

 ② の Invalidprefs.js の文字化け箇所の修復は 忍耐と根性と時間が掛かり過ぎる ため、あまりお薦めはできない。実際に試したわけでもなく有効性のほども不明なので、これならば ③ のアカウント設定を最初から作り直した方がまだ良いかも知れない。

 ③ の全アカウントを最初から作り直す方法は、これまでに作成してきたアカウント設定の数にもよるが、ひたすらに面倒で根気と時間が必要となるものの、prefs.js のバックアップがなくても実行できる確実性の高い方法 となる。

 今回はバックアップから prefs.js を修復する方法を取ったが、やはりこれが最も確実で簡単な、一番お薦めできる方法となる。もしバックアップがない場合修復できないわけではないが、かかる手間暇が段違いに大きくなってしまうので、普段バックアップを取らない人は最悪の事態に絶望を感じる前に、わずかなコストと手間で未来の安心に投資すべきだと思う。

 そうしないと死にます。心が。

戦犯 CCleaner に関しては設定を変更するか、使用しないかの二択

 今回の事態の戦犯である CCleaner は、昔からこんなタチの悪い地雷が入っていたわけではなく、どうやら Ver.5.32.6129 以降から今回の不具合を引き起こす「保存場所」という項目が追加され、これにデフォルトでチェックが入っていることが原因らしい。

 よくよく見ると Thunderbird だけでなく、Firefox や GoogleChrome などにもあるこの「保存場所」という項目にチェックが入っていなければこうしたトラブルは発生しないとのことなので、これらのチェックを外してやれば問題なく使用できるらしい。

 ……が、こんな核地雷級の問題項目がデフォルトでチェックされている時点で CCleaner の罪は免れない ため、不安な人はしばらくの間は使用を控えてもいいのではないかと。

 一体何を意図してこんな訳の分からない項目を作成したのか……

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