It's my pc life…

ふと気がつけばいつの間にやら PC と出会い20年超の、初級者以上中級者未満の徒然 PC 生活記録

PCの起動が不安定な原因がM/Bの電池切れだった件

  1. ハードウェア
  • 【問題】:
     PC 起動が不安定で、起動途中に電源が落ちる、あるいは電源スイッチを押しても反応しない等の症状で PC が正常に起動しない。

  • 【原因】:
     PC の起動が不安定な原因はいくつかあるが、今回はマザーボードの設定を記憶している CMOS を維持するためのボタン電池が劣化したために起動が不安定になった。

  • 【解決方法】:
     CMOS を維持するためにマザーボード上に接地されているボタン電池を新品に交換する。

  • 【環境】:
     OS : Windows7 Professional 64bit
     M/B:ASRock H77 Pro4/MVP (Intel H77 ExpressChipSet ATX M/B)


 ここ最近 PC を起動する際、電源スイッチを押しても上手く起動しなかったことがままあった。回数にして5回に1回ぐらいの割合で、起動シークエンス途中で電源が落ちてしまう。
 PC 起動時のこうした症状といえば電源ユニットの故障をまず疑うが、今回は偶然にも事前に同様の症状について友人から相談を受けており、その解決方法を模索する中でマザーボードの CMOS を維持するボタン電池の劣化でも同様の症状が発生することを知ったため、今回は恐らくそれが原因なのではと推測。

 一応事前にマザーボード上のコンデンサ類の劣化、ファンの動作等を見てきちんと通電自体はしているか等を確認した上で、マザーボードのボタン電池の交換に望むことに。

ボタン電池を交換するだけの簡単な作業……と思い来や、意外に苦戦してしまった

 今回行うのは、適合する規格のボタン電池(大抵は CR2032)を用意し、マザーボードから古いボタン電池を取り外して交換するだけの作業。

 これだけ聞くと極めて単純かつ楽な作業に思われるが、実際はボタン電池がグラフィックボードの裏に隠れてたので難しいと言うより面倒な行程が多かった……

グラフィックボードを外してボタン電池取付部分を露出

 ボタン電池の位置はマザーボードによって異なり、ASRock H77 Pro4/MVP はちょうどグラフィックボードの裏に隠れるような配置になっていたので、ボタン電池を交換するにはまずグラフィックボードを取り外す必要がある。

 最近 PC 内部掃除してなかったから埃だらけ……

 ボタン電池取付部露出。電池は消耗品なので、もっと簡単に交換ができる位置にしてほしかった……次マザーボードを購入する際はそこら辺も留意した方がいいかも。

CMOS クリアを行ってから新品のボタン電池と交換

 マザーボードのボタン電池を交換した場合、必ず行う必要があるのがいわゆる「CMOS クリア」。要は CMOS の記憶内容を初期化する作業。

 CMOS クリアの方法はいくつかあり、マザーボード上にリセット(ショート)用のジャンパやランドが用意されている場合、それらを使って簡単に CMOS クリアが実行できる。
 しかし今回は PC からボタン電池を抜いた後コンセントも外して電源ユニットの主スイッチも切り、その後しばらく放置することで PC への電源供給をシャットアウトして CMOS をクリアする方法を採用した。

 実は今回のトラブルに気付いたの朝方で、出勤20分前での作業だったのよね(笑)

 あらゆる電源をカットして帰宅まで放置した CMOS は完全にクリアされていたので、その後ボタン電池を入れて作業再開。

 ボタン電池の規格は大抵の場合 CR2032 で大丈夫のはずだが、念のため使用中のマザーボードのボタン電池の規格を事前に確認しておくといい。

 ちなみにグラフィックボードを外す際にストッパーをずらし損ねて破損してしまった。使用上に問題ないとは言えちょっとモヤモヤしつつ、グラフィックボードを元通りに取り付けて交換作業終了。

BIOS の再設定を行って、PC が無事起動するか確認

 CMOS クリアの影響で BIOS のあらゆる設定は初期化されているため、これらを再び元通りの設定に戻していく。戻す内容は主に、

  • 日時設定
  • 起動ドライブの順位設定

 など。最初起動ドライブの順位設定がうまく行っておらず焦った……ここら辺マザーボードによって色々クセがある模様。

 BIOS の再設定と設定の保存が完了したら、PC がいつも通り起動するかどうかを確認して全作業完了となる。

ボタン電池の劣化で PC 起動が不安定になる事例があるという良い例に

 まさかそういう事例があると調べた直後に自分がその憂き目に遭うなど何というタイムリーなトラブル(笑)
 しかし今回の一件は大して難しいものではなかったにも関わらず、PC 起動時のトラブルの原因とその解決の一例として非常に良い経験になった。

 電源からの異音、明らかに通電していない等の明確な電源ユニットのトラブルならともかく、今回のような事例ならばまず最初にボタン電池の劣化を疑うというのは、作業の容易さからしてもお薦めの原因究明方法となる。

 何せボタン電池の交換だけで解決するならそれで良し、もし他が原因だったとしても失うコストはせいぜい百数十円+少しばかりの手間のみとなる。

 実際、もし今回のトラブルが電源ユニット交換が必要なレベルだったとするなら考えただけでも頭が割れそうだ……コスト的な意味でもそうだが、それ以上にかかる手間のために。

 もし同様の症状に悩まされているなら、まずは是非マザーボード上のボタン電池の劣化を疑ってみて欲しい。もしボタン電池の交換だけで済むなら、これ以上に幸せなことはないので(笑)

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